豊中市は大阪市の北部に隣接し、北摂の山々がその山容をなだらかに押し拡げ大阪平野に姿を変えようとする台地に市街地の大半を形成し、南は阪神都市圏の中心都市大阪市、北は穏やかな北摂の山稜に市街地を形成する池田市、箕面市、と東は高川により吹田市と、西は猪名川により兵庫県伊丹市、尼崎市とそれぞれ接しており、大阪都心から１５ｋｍ圏内のあり、阪急電鉄宝塚線・神戸線、北大阪急行電鉄、名神高速道路、中国自動車道、並びに大阪国際空港を擁し、都市交通基盤の整備が充実した大阪都市圏近郊の良好な住宅都市として発展して来ました。

　本地区は、豊中市の北部に位置し、西に一級河川千里川が流れ、東に連なる千里緑地にはさまれた、田・畑を主とした農地、中央に灌漑用水池の羽鷹池が存する緑豊かな自然環境に恵まれた丘陵地です。
　地区の南には主要地方道大阪中央環状線、北は中高層住宅地として市街地開発が進む中で、農耕を営まれてきましたが、大阪中央環状線上の大阪モノレ−ル整備計画並びに『少路駅』の設置を契機として、無秩序な開発が進まないよう、組合施行の土地区画整理事業により都市基盤整備を進めているところです。
　地区の中央に位置する羽鷹池周辺の豊かな自然環境の保全に配慮し、『水と緑』が醸しだす安らぎと潤いのある、自然環境と調和したまちづくりを進め、魅力ある日常生活の拠点となるよう努めています。

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