今後の大阪府総合計画の基本となる、「大阪の再生・元気倍増プラン〜大阪21世紀の総合計画」が平成12年9月20日に、大阪府総合計画審議会から答申されました。その概要は下記のとおりです。
		大阪の将来像
		大阪の将来目標 大阪の再生・元気倍増 ―大阪の都市や産業などが再生し、大阪に集い、くらす誰もが夢をもち、夢をかなえる元気あふれる大阪づくり― 　幸せにくらしたい。そんな誰もが常に追い求めている願いをここ大阪でかなえること、すなわち「誰もが幸せにくらせる大阪」を実現することこそが、21世紀の大阪づくりの基本です。 　大阪の都市や産業などが再生し、誰もがいきいきと自分らしい「幸せ」や「夢」を追い求めることができ、それをかなえる ことができるような大阪の実現につながれば、それが「誰もが幸せにくらせる大阪」です。 　そこで、大阪の将来目標は、もともと大阪の人や都市、産業などがもっている元気を取り戻し、ますますふくらませるという意味で「大阪の再生・元気倍増」とします。 大阪の将来像 ■人が元気 一人ひとりが自分の可能性を最大限に発揮して、自分の夢を実現できる社会を実現していきます。 人を育てる大阪 人が集い文化が花開く大阪 　誰もが自分の「幸せ」や「夢」の実現に向けて様々な機会を通じていきいきと学習する、人を育てる大阪をめざします。 　大阪がもっている歴史・文化を活かし、都市としての個性や魅力をさらに高めることによって、人が集い、文化が花開く大阪をめざします。 ■くらしが安心 環境と調和しながら、すべての人の人権が尊重され、ふれあい、支えあうことによって、誰もが安心してくらせるような社会を実現していきます。 安心であたたかいくらしの大阪 環境と調和した安全なくらしの大阪 　誰もが災害や犯罪などから守られ、生涯を通じてこころもからだも健康に、生きがいをもってくらせる、安心であたたかいくらしの大阪をめざします。 　環境を活力の源とすることによって、環境と調和し、活動できる、安全なくらしの大阪をめざします。 ■都市が元気 新しいものを生み出してきた「都市」としての魅力を21世紀においても発揮し、自由で元気な活動の舞台を実現していきます。 産業を育てる元気な都市・大阪 多彩な活動の舞台となる都市・大阪 　元気な企業が集まり育ち、その中で誰もが能力を発揮し、夢に向かってチャレンジできる、産業を育てる元気な都市・大阪をめざします。 　住む、働く、あそぶ、学ぶ、ふれあうなど様々な都市機能を充実させることによって、世界中の様々な人や企業の活動の舞台となる都市・大阪をめざします。 大阪の将来像実現に向けた基本方向 21世紀の大阪の再生・元気倍増のためには、将来像実現に向けた基本方向を明らかにしていくことが必要です。 都市を活かす 　大阪がこれまで大都市として蓄積してきた社会資本や自然・文化資源などの多様なストックを有効に活用し、高度な都市機能の集積をすすめるとともに、情報や交通のネットワークによる連携を強化することによって、大都市としての魅力を高め、大阪の再生をめざします。 　また、身近な生活圏を重視し、これまで蓄積されてきた生活基盤のストックを活かして、まちの特性に応じたきめ細かなまちづくりをすすめていきます。 　さらに、これらの前提となる災害に強く安全なまちづくりを着実にすすめていきます。
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