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  大阪府都市整備推進センターは大阪府内で41箇所の駐車場を運営しています。
このコーナーでは駐車場とその周辺の街にスポットをあて、紹介します。

  江坂駐車場
 
江坂駐車場入り口 「さかい」と呼ばれるようになったのは平安時代で堺が摂津・河内・和泉の3国の境に位置しているところから「さかい」と呼ばれるようになったとのこと。
 鎌倉時代には漁港として発達。その後西日本の海運の拠点として発展し、戦国時代は貿易港として栄えました。この時代、堺は、対明貿易や南蛮貿易など海外との交流拠点としても発展。
 当時の堺は世界でも珍しい環濠都市を形成し、自治都市として繁栄しました。
 明治以後、近代工業の発展、人口の増大、市域の拡大、交通の発達など、急速に近代化が進み、今にいたっています。
 その堺の市街地である堺東への進入ルートの中央環状線(通称フェニックス通り)と府道大阪和泉泉南線(通称13号線)が交わる高架道路の下にもセンターが管理する駐車場があります。この高架下、13号線を挟んで西が一時預かり、東が月極駐車場として管理運営しておりますが、今回はこの一条通西・東駐車場がある古くから有名な堺市をご紹介いたします。
 堺市と言えば古墳。東西・南北約4kmにわたって、数多くの古墳が点在しています。4世紀末〜6世紀後半に造られた古墳が、かつては100基以上あったと考えられていますが、宅地開発などで壊されるなどして、現在は40基ほどしかありません。
 その中でも、日本最大の古墳であり、世界最大の前方後円墳「仁徳天皇陵」です。3重の堀に囲まれた美しい前方後円墳で周囲は約2.7km、面積は約46万平方mもあります。3重の濠のうち、一番外側は明治時代に掘り直されたものだそうです。明治時代は天皇の陵墓として、厳しく管理されるようになりましたが、それ以前は、かなり自由に人々が古墳に出入りしていたようです。仁徳天皇陵をぐるっと一周する周遊路があります。1周が約2.7kmなので、結構あります。散歩でもしてみてはどうでしょうか?
 また、日本で3番目に大きな前方後円墳「履中天皇陵」もあります。この古墳は周りを歩くことができませんが、古墳の西側には桜がいっぱい咲き花見ができます。
 これらのように、堺市には大きなものから小さなものまであわせると40基近くあり、見てまわると何日もかかるかもしれませんが、各古墳の違いを見て、歴史を感じるのも良いのではないでしょうか。
 一条通西駐車場(一時預かり)においては、今春(4月)より24時間営業を予定しており、より利用しやすい駐車場を目指しておりますので、お近くへお越しの際は是非この駐車場をご利用ください。

江坂駐車場入り口 地図



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