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和泉市内田町払イ谷地区 | ||||||||||||||||||||||
組合設立認可から事業竣工までわずか2年7ヵ月。異例の早さで進んだ和泉市内田町払イ谷土地区画整理事業には、自分たちが生まれ育った土地をより良くしたいという、地権者の方々の10年に及ぶ市への働きかけという長大な前奏曲がありました。 発端は昭和56年頃。当時、市街化区域でありながら二級河川・松尾川と市道・唐国久井線に挟まれた高低差およそ7mの入り組んだ地形のため、農地以外には土地利用がしにくい地区でした。しかしその面整備は地元にとっては一日でも早く実施してほしい事業。市がやってくれないなら自分たちで道路を敷こうという計画までもっておられたそうです。 そんな折り、都市基盤整備公団が「トリヴェール和泉」の開発に乗り出したのを機会に、40年にわたり市職員を勤めあげられた西川武雄さんらが中心となって、地権者の方々による市への道路整備推進の要請が始まりました。その衰えることのない熱い想いは平成9年、面整備を主体とした緑住区画整理事業に選ばれた重点11地区の一つとして、内田町払イ谷地区は真っ先に着手に名乗りをあげたのです。 一部同意を得られず不参加となった方もいたものの、2.24ha22名の地権者の方々は、地元の顔役ともいえる田中康豊さんを理事長に、前述の西川さんを事務局長に組合を発足。業務代行を鹿島道路(株)関西支社に委託し、事業の幕を開けました。長年の“下ごしらえ”で一枚岩となっていた組合は、和泉市における組合区画整理事業の先がけとして、平成13年8月、同地区を19画地の住宅地として生まれ変わらせたのです。
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