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もりぐち歴史館 「旧中西住宅」 Moriguchi Historical Museum ''Nakanishi House'' |
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中西家は、系図によれば清和天皇からはじまる清和源氏の流れをくみ、「太平記」に延元元年(1336年)新田義貞の備前船坂攻めの戦い時に中西四郎範顕が有力豪族として参加した事が記され、また、享和元年(1801年)の「河内名所図会」の中にもその名を見ることができます。その後、14代目当主の中西要保が尾張徳川家と姻戚関係を持ったことから、後に尾張藩の要職に代々つくことになります。 旧中西家住宅は、弘治元年(1555)に建てられ、 その後、元和2年(1616)と寛政5年(1793)にそれぞれ再建されたもので、玄関(式台付き)や大戸口(両開き)など、武家屋敷としての構えを見せています。武家屋敷は城下町にあるのが一般的ですが、本市のような農村地域にあることがまれなことから、主屋と大門の2棟が、平成10年2月守口市指定有形文化財「建造物第1号」に指定されました。 修復にあたっては、当時の状態に近いものとするため梁や桁、柱などはできるだけ元の部材を残すようにし、また、竈屋(かまや)や茶室、湯殿棟などを古図に基づいて再現し、かつて周囲にめぐらせていた濠の一部も復元されています。 市は、この歴史館を指定文化財として末永く保存し、一般公開に努めるほか、郷土の歴史・民俗等に関する資料展示を行うとともに、お茶会や箏の演奏会といった文化的な催しと、昔からの年中行事の場などに大いに活用してもらえる施設を目指しています。
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