河川敷の環境保全・魅力向上事業

河川敷の環境保全・魅力向上事業

  • 事業の概要
  • 主な取り組み

事業の概要

事業の概要

都心の河川敷の環境保全を図るとともに、大阪府が「水都大阪」の再生を目指して民間事業者とともに実施する河川敷を利用した賑わい空間の創出に公的機関として参画し、水辺空間における賑わいの創出による都市魅力の向上を図っています。

河川賑わい空間創出事業対象エリア

  • 名称:中之島バンクス
  • 所在地:大阪市北区中之島
  • 種別:店舗・水辺空間など
  • 備考:「堂島川賑わい空間創出事業」に参加する公的機関として、事業地全体の維持管理及び良好な水辺空間の保全・創出を実施。

  • 名称:八軒家浜
  • 所在地:大阪市中央区北浜東
  • 種別:時間制駐車場(一部は月極)・水辺空間など
  • 備考:八軒家浜における水辺の賑わいを創出するための施設整備や魅力づくりを支援する駐車場の整備と運営を実施(「災害対応型駐車場」を兼ねる)。

八軒家浜の歴史

八軒家浜は平安時代末期に始まった「熊野詣」の起点の地とされています。 「熊野詣」は、京都より舟運を利用して、渡辺津(八軒家浜)に降り立ち、熊野九十九カ所の第一王子である渡辺王子(窪津王子)を経て熊野にいたるもので、この道筋が熊野街道(古道)と呼ばれています。
江戸時代には、京都伏見との間を行き来した三十石船の船着場として大いに賑わったとされ ています。ここに、八軒の船宿があったことから八軒家浜と名づけられました。現在は「水都大阪」再生事業がスタートし、平成20年10月に開業した京阪中之島新線の 復旧工事にあわせ、雁木構造の川辺、遊歩道、 公園、駐車場が整備され、賑わい施設「川の駅 はちけんや」もオープンし、季節に合わせたイベントが定期的に開催されるようになり、日常的にも人々が憩うスペースとなっています。

八軒家浜の歴史

堂島川賑わい空間創出事業とは

水都大阪の再生をリードするシンボル的な水辺空間をつくり、中之島エリアの街のイメージを高め、地域一体となって多くの来訪者による賑わいを生み出すための取組み。 事業区域となる中之島周辺の河川敷の土地は、府の指定する公的機関(当法人)が占用許可を受け広場として管理し、民間事業者は当法人と土地の使用契約を交わし、飲食店舗等の賑わい施設の設置運営やイベント等の実施を行う。

主な取り組み

八軒家浜のイベント

春「水都大阪 川開き はちけんやお花見フェスタ」3月下旬~4月中旬

はちけんやお花見フェスタ
はちけんやお花見フェスタ

夏「天の川伝説」7月7日

大川に光り輝く天の川

大川に光り輝く天の川

夏「天神祭・船渡御観覧」7月25日

冬シンボルツリー(ドリカムツリー)のイルミネーション12月中旬~12月25日

シンボルツリー(ドリカムツリー)のイルミネーション

八軒家浜の清掃・緑化活動 ―チームはちけんやー

八軒家浜をいつまでも魅力ある空間として守り育むために、地域住民(北浜東振興町会)、関連団体(大阪水上安全協会、(公財)大阪府都市整備推進センター)、企業(京阪電気鉄道㈱、大阪水上バス㈱、尼崎信用金庫等)により「チームはちけんや」を結成し、八軒家浜の清掃美化活動や緑化活動に大阪府のアドプト・リバー制度を活用して取り組んでおります。

花の植替え
清掃及び除草

清掃及び除草

花の植替え

花の植替え

◎邦楽人気グループ「ドリカム」ことDreams Come Trueとのコラボ企画により八軒家浜及び中之島バンクスの遊歩道部分にシンボルツリー(ドリカムツリー)を植樹し、冬の季節にはイルミネーションを施す。植樹式ではドリカムとのコラボイベントも実施しました。

◎中之島バンクスでは、度々映画撮影やCM撮影などに協力しています。

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