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大仙公園内「日本庭園」 THE JAPANESE GARDEN In Daisen Park |
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南大阪の玄関、堺市の中央部には古代史のロマンを秘めた百舌鳥古墳群が広がっています。その一画に戦災復興都市計画として昭和22年に大仙公園が位置付けられ、昭和38年から公園整備が始まりました。当時は郊外だったこの地も今ではすっかり市街化され、仁徳・履中陵の緑にはさまれた都市計画公園として大きな変貌をとげています。 堺市の緑化推進の核となる都市緑化植物園や都市緑化センターをはじめ、ふるさとの森、大芝生広場など市民の身近なふれあいの場が整備され、平成元年、市制100周年を記念して仁徳陵と履中陵の間の南北にひろがる26,000平方メートルの地に、進取の都市堺の明日を象徴する「日本庭園」がつくられました。 中世の頃、海外交易の拠点として栄えた堺には、さまざまな技術や文化が上陸し、日本庭園の源流となった庭園技術も大陸から入ってきたとされています。本庭園は、伝統的な日本庭園の作庭技術を駆使しながら、「築山林泉廻遊式庭園」という様式でまとめられており、南側台地の桃源台と、南から北へ流れる石津渓、北側低地の3つの風景で構成されています。 檜づくりの門をくぐると中世堺の豪商たちの集会所を模した休憩所や友好都市連雲港市より贈られた孫悟空ゆかりの中国花果山の石を刻んだ曲水が楽しめる「流杯亭」、野点や盆栽展を楽しめる「桃源台」などがあり、渓流沿いに歩めば「傘亭」に至ります。 庭園では、散策の場として、憩いの場として、四季折々の花やみどりの移ろいを楽しむことができます。 日本庭園の美しさ・素晴らしさをより多くの方々に知って頂くため、昨年10月には、庭園内で堺の伝統文化である茶道、三味線、 小唄や秋の風物詩であるふとん太鼓・だんじり囃子のイベント『遊楽祭』がひらかれました。
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