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今年度から新しい協力員が仲間入り!
 相談員になりました!

  「大阪府住まいづくり・まちづくり協力員制度」のご紹介
 
*民間のパワーをまちづくりに生かす*
 インナーリングエリアに点在する木造密集市街地整備は、大阪府下のまちづくりを考えるうえでの重要課題。そこで、密集住宅市街地整備促進事業などに加えて、木造密集市街地整備に関する法制度や各種の助成制度、当該市の整備方針などに精通した民間事業者の力を活用しようという考えから誕生したのが「大阪府住まいづくり・まちづくり協力員制度」です。
 この制度は、信頼のおける建設会社、工務店、ハウスメーカー、建築設計事務所、コンサルタントなどを協力員として登録し、木造賃貸住宅などの建替をご検討中のオーナーさまからの相談に応じるというものです。協力員企業には、的確なアドバイスができるよう講習会を実施。協力員の数も、すでに54社になります。
 安心して任せられるパートナー選びをサポートするとともに、事業主さまの信頼性を高めることにもつながる「大阪府住まいづくり・まちづくり協力員制度」をご活用ください。


  参加の狙いは信頼の醸成と知識の拡大
高松建設株式会社(大阪市)
 
 土地を所有されている個人、法人を対象に、賃貸マンションや収益ビル、商業施設や流通施設を中心とする資産活用をご提案している松建設。コンサルティング&コンストラクト・カンパニーのスローガンのもと、営業政策の基本を地域密着におき、税金対策、資金調達から設計・施工、更には経営や管理までを広くサポートする独自の「OR(資産運用)システム」を展開しています。
 同社は2年前から「大阪府住まいづくり・まちづくり協力員制度」に参加。当該のエリア近辺を担当する全員が相談員の資格を取得、地域のお客様に貢献させて頂くことを目標に、公的機関からの相談員証による信頼性の向上と、公的各制度についての知識を習得し、総合的なベストプレゼンテーションを展開しています。
 今年度は16名が新たに認証取得し、地域担当者のほぼ全員が相談員となり活動しています。


阪神大震災を経験に新たな街づくりへの貢献を目指します
大阪本店 営業第一本部 営業部グループ長 課長 工藤高博 さま


工藤氏 今から約7年前。密集した地区で多大な被害をもたらした阪神大震災。その環境の中都市再生への地域貢献と共に、復興のお手伝いをさせて頂きました。現在でも大阪府内における老朽住宅の密集した地区は非常に多く、災害に強い街づくりをしなければならないと強く感じています。
私の担当させて頂いております豊中庄内地区では、グループ員一同少しでも多くの人たちに、お手伝いをさせて頂くべく活動しています。当社がこれまでに培ってきましたノウハウや相談員としての知識を地域の皆様にご提供し、地主様や入居者の皆様に有益なものをご提案すべく努力しております。相談員としての知識だけでなく、それぞれの方々の個別背景に沿ったベストプレゼンテーションを目指しております。地区内で少しでも多くの方々に当社のGood-Willを感じてもらえるよう、お客様と共に喜び合える実績を作っていきたいと思います。  (談)

地域密着営業を推進するうえで大きな力になります
大阪本店 営業第一本部 営業部 課長代理 浜咲 則夫 さま


浜咲氏 私は、一級建築士の資格を持っており初対面の方には「設計、建築技術や法規は、よく知っているのだな」とは思って頂けるようです。しかし、これだけでお客様の心の中に飛び込んでいくことはできません。それは、お客様の関心が「この営業担当者は、自分の悩みや利益についてどれだけ真剣に考えてくれるのだろうか。周辺の諸事情にどの程度くわしいのか」にあるからです。
 その意味で、公的機関の認証である相談員であることは、心を開いて頂き興味を喚起できるきっかけともなるのではないでしょうか。今後も、相談員の資格を生かして地域の皆様の良きパートナーとなれるよう更に努力したいと思います。 (談)

資格を生かして新たに地域貢献を目指します
大阪本店 営業第一本部 営業部  浅川 昭彦 さま


浅川氏資産運用についての営業キャリアがまだまだ未熟な私ですが、それだけに相談員講習で学んだことは大きな財産となりました。
 少しでもお客様の立場の近くに立って、ご相談に応じるべく知識が身についたと思います。
 お客様がなかなか知る機会の少ない公的な情報をいち早くお伝えすることで、より身近にコンサルティングさせていただけるようになりました。様々な情報が飛び交う中、そのお客様に最も有益な情報を抽出しご提供することで、お役に立ちたいと考えます。相談員として学んだ知識の定着と実務への応用を進め、自分自身のレベルアップはもちろん、結果として地域の皆様に喜んでいただけるようがんばってまいります。 (談)



  市民主導のまちづくりに 積極的に参画
株式会社都市環境計画研究所(大阪市)
 
  長谷川弘直所長快適な都市生活を営むうえで欠かせないのが、自然環境や景観を設計するランドスケープデザイン。今年で設立30年を迎える株式会社都市環境計画研究所は、建築の外部空間から、都市の街路・公園・広場・河川・海浜レクレーションなど様々なオープンスペースのランドスケープデザインに、調査から施工監理にいたる幅広い局面で携わってきた設計事務所です。
 「阪神・淡路大震災以降、事業を進める自治体と設計者だけでなく、そこで暮らす市民の方々も参加するワークショップ形式のまちづくりが広まりつつあります。私たちもこの手法に着目しており、今後の仕事の基本と考えて、主体的に取り組んでいます」と語るのは、長谷川弘直所長です。「大阪府住まいづくり・まちづくり協力員制度」に参画した狙いも、今後のまちづくりの主役である市民との連携強化にありました。


分野を越えた知識を学び刺激と励みを得た思いです
取締役 技術本部長 川上 弘道 さま


川上氏 私たちの仕事はこれまで、土木・建築の後追い業務になりがちでした。しかし、それが望ましいまちづくりだったのだろうかと考えることもありました。市民の方々を中心に、私たちも意見を出し合いながら、より喜ばれるまちづくりを進めたい。そうした思いから、今回協力員に登録し、所長をはじめとする5名の幹部スタッフから相談員として市民の皆さんの前に出て行こうと考えたのです。
 講習では、専門の都市計画とはまったく異なる建築や法制度面での新しい知識を、教えていただくことができ、まちづくりの機運が高まりつつあるなかで、自身の力不足も思い知らされ、良い刺激にもなりました。土木や建築の皆さんの考え方にも触れることができ、今後は協創関係を深めながら、よりよいまちづくりに貢献したいと願っています。 (談)

「学びたい」の気持ちに応えてくれました
取締役 計画・管理部長 大矢 京子 さま


大矢氏 意義深いと思うのは、私どものようなランドスケープ設計事務所がまちづくりに参加し、市民や行政の皆さんと夢を語り合えるという点ですね。
 市民の皆さんのニーズが多様化し、深まりつつあるなかで、単なる外構や植栽にとどまらないご要望を受けるケースも増えつつあります。法制度や補助制度についても、もっと体系的に勉強しなければという思いはあったのですが、相談員制度はそのための願ってもないチャンスでした。
 寝屋川市の萱島で進めていた「からくる親水公園・緑道」整備では、協力員の一員として建築設計の皆さんとともに当初から参加しましたが、有意義なご意見を伺うことができ、また、さまざまな提言も行えたと思います。
 今後、他の設計スタッフにも相談員の資格を取らせて、事務所全体のレベルアップを図るつもりです。  (談)


皆さんの意見をもとに市民のためのオープンスペースを
設計部長 秋山 博章 さま


秋山氏 私たち専門家はプロとして計画に参画するわけですが、ときにプロだからこその独り善がりにおちいることもないとはいえません。そうしたときに相談員として耳にする市民の方々のご意見は、大きな指針になってくれます。  建築は、どちらかといえば住戸の中の快適性を高めることに主眼を置いています。一方ランドスケープデザインは、戸外に出てみたいと思ってもらえる環境を作るのが仕事といえます。閉ざされた空間で生活するのではなく、欧米のようにパブリックスペースも自分の住まいの延長と思っていただける作品を目指し、相談員として学んだことをバネにして多くの皆さんと接していきたい。それが私の希望です。 (談)



  震災復興事業の経験をまちづくりに生かす
株式会社 都市・計画・設計研究所(大阪市)
 
 住民がまちづくりを考えるとき、また行政がまちを整備するときに、調査から構想・計画、そして設計までのお手伝いやコンサルティングを行う株式会社都市・計画・設計研究所。その地域の個性を視野に入れながら、「より良いまちにするため」の分析をし、実現への可能性を探ってゆきます。創業の地、神戸では阪神・淡路大震災後は神戸市の区画整理や再開発、共同建替えなどにも携わりました。
 「神戸での経験を大阪で生かすことができたら」と、同研究所大阪事務所は今年4月に「大阪府住まいづくり・まちづくり協力員制度」に参加。地元の方々とコミュニケーションをとりながら良い関係をつくる、住民と一緒にまちづくりを考えるなど、実際の体験を生かして大阪のまちづくりに貢献したいと考えています。

施工前 施工後
施工前:平成9年9月撮影 施工後:平成14年6月撮影 神戸市神前町2丁目北地区震災復興土地区画整理事業(組合施行)

他の協力員さんと連携をとりながらネットワークを広げたい
取締役 大阪事務所長 山内 徹郎 さま


山内 氏 コンサルタントという職種は、市民の方々から直接仕事をお請けするケースは少ないかもしれませんが、民間のデベロッパーさんやハウスメーカーさんなど、他の協力員さんとの連携を通じて皆さまのお役に立てるのではないかと思っています。講習会では制度、支援内容など最新の情報が得られるので、提案材料が増え、プラスになっています。また、研修会はいろいろな体験を共有できる機会にもなり、大変有意義ですね。
 私たちは、確かな技術や知識に基づいてよりよいまちの姿を提案していくことが仕事ですが、それには、まず、市民の方々に信頼されることが最も大切です。協力員になったことは信頼関係づくりにも役立っており、さらに相談員としても信頼されるよう努力を重ねてゆきたいと思います。 (談)

最新情報を活かしてよりよい「ものづくり」を提案できます
副主任 研究員 渡邊 寿之 さま


渡辺氏 メインで携わっている業務は主に集合住宅の計画・設計や共同化の提案です。「ものを作ることによって、まち全体が活性化する」ことを目指して、地域の人たちと一緒になって進めています。講習会では、府下の市町村の補助制度など、最新情報を集約して学ぶことができ、行政サイドの考え方も理解できました。これからは、協力員制度に参加したことによって、私たちも地域に入って行きやすくなりました。再開発事業や共同化では施設計画と資金計画を総合的に検討することが重要ですので、勉強したことを踏まえて提案することで、相談員として皆さまの役に立ちたいですね。「まちづくりの初動期」「きっかけ作り」を充実させるためにも、情報交換会を活発に開催していただければと思います。 (談)


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